フォワード 守備について解説
ぼくはサッカー歴14年の中で約13年間フォワードとしてプレーしてきました。
経験を基に解説していけたらと思います。
フォワードというポジションどんなことをするの?と聞かれたとき
誰しも「点を取る」と答えると思います。
もちろんその通りです!
点を取って何ぼ。結果を出して何ぼ。のポジションなのです。
ですが最近のサッカーでは攻撃ばかりしているFWはなかなか起用してもらえない時代になっています。
なぜならチームの目指すプレーモデルに適応できるオールマイティーな選手が求められる時代になってきているからです。
ではFWの守備について解説していきます。
・FWの守備
①相手DFとMFの中間の位置を取る。
FWの守備は基本、数的不利な状況での守備となります。
もちろんセンターバックが持っているボールを奪えるのが一番理想なのですが
そう簡単にはいきません。
ですのでボールホルダーのパスコースを限定するポジションを取ることが大切です。
つまり、つめすぎず・あけすぎないポジションを取ることです。
②背後(MF)のパスコースを消す
FWの守備でやられてはいけないことは縦へのパスを出されてしまうことです。
縦へのパスを出されることによって中央への突破される可能性が上がります。
縦パスを出されないために背後(MF)の敵の位置を把握しましょう。
③DFに縦へのドリブルをさせない
縦へのパスもそうですが自分の背後へ突破されることで攻撃の選択肢を増やしてしまいます。
そのためにつめすぎず・あけすぎないポジションを取ることが大切です。
④パスコースを限定させる
縦へのパスまたはドリブルのコースを消したうえでパスコースをサイドに限定させましょう。
なぜサイドに限定させるかというとプレーの選択肢を減少させるためです。
中央でボールをもたれてしまうと360度プレー範囲が広がることに対し
サイドでボールをもたれた場合では180度までプレー範囲を減少させることができます。
⑤相手MFにパスが入ったらすばやく背後からプレッシャーをかける
中央(MF)の選手に自由にプレーされてしまったらチャンスを増やしてしまいます。
自由にプレーをさせないために背後からプレッシャーをかけ味方と挟む形をとることが大切です。
⑥ボールを奪われたらすぐに切り替え守備に回る
ボールを奪われたからといって落ち込んでる暇はありません。
奪われたといってだらだら戻ってしまうとチームからの評価はかなり下がってしまいます。
FWはチャレンジして何ぼです。
チャレンジしてボールを奪われてしまうことは何も問題ではありません。
その後チームのため、後ろの選手の負担を減らすために守備をすれば
チームからの評価はぐんっと上がります。
以上がFWの守備についての解説でした。